2007年6月5日火曜日

街道をゆく<23>南蛮の道2

司馬遼太郎 朝日文芸文庫

前巻22 の後、司馬遼太郎の一行は、スペインからポルトガルへ。

作者は、「自分は無神論」と、他の著書でも書いている。
が、本当のところどうなんだろう?特定の宗教団体に傾倒するということではなく、見えざる何かについての考えを、ハッキリと書いてはいないが、あったのではないかと思わせる。

時に、歎異抄についての考えを披露したり、本編では、「神よ、あなたが、お作りになったスペインは・・・」と、祈りにも似た文言が見られる。今回については、それだけ、スペインの荒涼たる大地から受ける印象が強烈だったのだろうとは思うが。

以下、メモ
南蛮の影響、今日の僕らの生活に生きている事柄の多さには、あらためて驚かされる。
ポルトガルは地政学的にはスペインに一緒にになってもよさそうなのに、どうして別なんだろう。・・・という発想は極めて中国的?で、西ヨーロッパではポルトガルの独立は自明とのこと。
大陸の尽きるところ、大洋のはじまるところ。
ヨーロッパがなくなるといけないから、小石を戻す須田刻太画伯



街道をゆく〈23〉南蛮のみち2

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