2007年5月31日木曜日

街道をゆく<22>南蛮のみち1

司馬遼太郎 朝日文芸文庫

フランスからスペインへ、ピレネー山脈をいく。いつもの深い洞察や思索が。


神の栄光のため、世界を征服するザビエル。極めて戦闘的。しかし高貴だ。
僕の私見だが、身をささげ、何かのために献身する精神構造は、キリスト教徒だけじゃないと思う。
バブル前の日本においても同じような企業戦士はいたのでは?

以下、メモ
バスクは孤独である。孤独であるゆえに強く、孤独であるゆえに世界中にいく。
バスクはスペインでもフランスでもない。
国家は後から、やってきた。
戦うザビエル。日本は断りもなしに(?) 大天使ミカエルに献じられた。
GHQの問い合わせ、「本願寺は、悪人になることを勧めているというが本当か?」

全編を流れるトーンは、「遥かな国、遠い国・・」

街道をゆく〈22〉南蛮のみち 1

2007年5月30日水曜日

ギャラリーフェイク 17

細野不二彦 小学館

今回は
・鳥獣戯画 平蜘蛛の茶釜
・タイ アユタヤ バンチェンの壺
・尾形光琳
・クリムト アデルの肖像 ゴーギャン
・長谷川平蔵の十手
・カッパドキア トルコ
・長谷川等伯 松林図
・千鳥香炉



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2007年5月25日金曜日

街道をゆく〈21〉神戸・横浜散歩ほか

司馬遼太郎 朝日文芸文庫

芸備、神戸、横浜の3つの街道を扱う。

徳川幕府の終焉と神戸の誕生がシンクロする。
神戸と横浜の占領軍の施策の差、神戸は恵まれてきた。

以下メモ
神戸の水はうまかった。淀川の水なんてきらいだ。
船から、水にクレームがつき役所が動く。金のない明治政府
ドイツ人「横浜ってのはどこにあるんだい?」 プロモーションの必要性を痛感する横浜市

街道をゆく〈21〉神戸・横浜散歩ほか

2007年5月22日火曜日

街道をゆく〈20〉中国・蜀と雲南のみち

司馬遼太郎 朝日文芸文庫

蜀と雲南の2つのエリアを扱う。

併合に併合をしてきた中国の歴史。その中に残る少数の民族に注目する。そこに日本人の源流があるのではないかとさえ思わせる。
黄河文明だけではなく長江文明の存在も説かれていく。

以下メモ
コンニャクは、中国の大部分で見られないが、雲南にあった。
中華文明の起源が、ヨーロッパという説を出されちゃ、中国人は黙ってないわな。それで確立された考古学研究の国の体制。アンダーソン功罪から言えば、功が大きいなあ。


街道をゆく〈20〉中国・蜀と雲南のみち

2007年5月20日日曜日

街道をゆく〈19〉中国・江南のみち

司馬遼太郎 朝日文芸文庫

江南。江戸期の日清貿易で、これほど縁があったとは驚きだった。(僕が無学なだけだが)

ウダツがあがらないのウダツ(防火隔壁)の起源を求める。茶の起源を求める。
本編では、日本にあるもののルーツを探していく記載が多く、興味深く読めた。
ジャンクという船に寄せる著者の愛着ある文章も面白い。

以下、メモ
弥勒と布袋は中国では混ざっている。
しいたけは日本の輸出品


街道をゆく〈19〉中国・江南のみち

2007年5月15日火曜日

街道をゆく (18)越前の諸道

司馬遼太郎 朝日文芸文庫

記紀に出てくる継体天皇についての見識、記述も楽しく読めたが、本編では、何と言っても、道元、親鸞の件が、圧巻とも言える。作者にしては珍しく「熱い」ともいえる筆致だと感じるのは、僕だけかな・・。


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2007年5月10日木曜日

街道をゆく〈17〉島原・天草の諸道

司馬遼太郎 朝日文芸文庫

ザビエルから88年後、島原の乱を抜きには語れない。
松倉重政の悪政だけではない。
幕府の立場から描いた山岡の徳川家光もあわせて読むと興味深い


目次
松倉重政 城をつくる がんまつ サン・フェリベ号の失言 沖田畷の合戦 明暗 侍と百姓 南目へ 北有馬 口之津の蜂起 原城へ 板倉 城のひとびと 本丸の海 名残の口之津 加津佐コレジョ 天草諸島 鬼池 本渡 木山禅正 国衆たち 延慶寺の梅 富岡城跡へ 四郎殿 サンチャゴ 海上の城 天草灘 上田宣珍 大江天主堂 崎津


連載
1980/4/4-12/5



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